日々綴り

徒然なるままに、適当に

お金の使い方と世界の解像度

 お金をどう使うのか。それは永遠に答えが無い問題に思えてしまいます。だって、個人的なものですから。つまり経済環境は個人的なものである為に、自分で財布の構成を握らないといけないという点ですね。簡単にいうと、自分で自分のケツを持ちなさいということです。 

 では、そんな大口をたたく人間はどのようにお金を使い生活しているのか。僕の哲学というかルール(軸)があるので、それを紹介していきたいと思います。 

 

 地球にも地軸があるように、また住んでいる地域で時間や季節が変わるように、それぞれ軸は持っているべきものです。 そして、これを読んでいる人の好きな事は何でしょうか、とても気になります。

 

 なので、少しだけ参考になれば幸いです。 

 

 その軸とはなにか。 

 

 それは自分の好きな方にお金を使うということ。 

 

 僕の場合ですが、ファッションなどの興味のないものは一旦置いておくという行動をとります。 

 

 僕の服は夏、冬合わせて小さな(高さ80cm)タンス2つのみです。この中に年中の服が入っています。長袖長ズボン、半袖半ズボン。それぞれ7着同じようなものが入っていて、下着、靴下などはホントに少なめです。 

 

 何故か興味がないのです。というより、興味が無くなったといったほうが正しいかもしれませんね。 

 

 高校生のときだったと思います。これじゃあ駄目かもと思い、試しにユニクロに行きコートを買いに行きました。 

 

 そして後日、コートを着て友人に会うと笑われたのです。 

 

 そこから「あんまり変わんねーな」と切り替えて、気にしないようにしています。つまり、興味の無い事は一切気にしないということです。 

 

 僕が他人を気にしないように、街中にいる人たちはあまり、自分を見ていないでしょう。当然ですがニュースの背景に流れる交差点の人と何ら変わりはないと思います。なので、身だしなみをしっかりしていれば問題ないというのが僕の考え方です。ファッションが好きな人はいいんですよ? 僕はそちらの才能はないですし、好きでもないですから、美しいオシャレな恰好している人は、本当に尊敬します。 

 

 ですが、僕みたいな別の欲求のほうが強い人は気にした方がいいかも知れません。

 

 自分の命を削って稼いだお金を自分と同じぐらい大事なものでなきゃ、使っていられませんから。当然ですね。 

 

 僕の場合、内向的な性格ですし、一人で過ごすのが好きな人です。窓辺で本を読んだり、家で映画を観たり、のんびりゲームしたり。 

 

 興味がある映画が公開されたときは一人でよく観ます。ですが、田舎なもので映画を観に行くことですら100km離れたところにしかありません。そこまで車で運転して観に行くなんて、一人が好きでないとできない芸当だと思います。 

 

 なので、自分の機嫌を取るために、自分がよく使っているゲームやオフィス関係のデバイス、小説などの本にお金をかけたいのです。ですから、興味がなくQOLが上昇せず、気分もよくならないというものにはお金をかけないようにしています。 

 

 完全に自分軸ですね。 

 お金における自分軸と言ってもいいのではないでしょうか。 

 

 このお金を使って、自分の機嫌を取るという考え方(自分軸)は少ないのではないのでしょうか。少なくとも僕の周りには少ないように感じます。若年層ということもありそうですが。 

 

 僕の知り合いの水産会社を経営されている社長さんに聞くと「お金持ちになった人のなかには、自分の世間体を気にして、興味の無い事にお金を使う人がいる。好きな事や物に使えばいいのに。例えば興味ないのにポルシェを買うとかね? 可笑しいと思わないか」と仰っていました。 

 

 僕はある程度(完璧に近しいが)自分軸で動きます。ですから、世間体とか知りません。 

 

 自分の人生で一回しかないのに、他人を気にして生きる。 

 

 それが比較的に経済的自由を手に入れた人が多いお金持ちですら、自分の好きな事や興味のあることに投資するというサイクルを上手く回す事ができていない人も一定数居るということです。 

 

 得意な事と好きな事にお金と時間をかければ、自分の周りも好転していくでしょう。そうすれば自分すら好転していくのですから。 

 

 自分が好きな事を辞めない。何があっても続けるということはとても難しい。だからこそ、尊い行為だと思います。 

 

 この自分の好きな事にお金を使ってみるということを諦めないで欲しい。それが、できなさそうであるならば、少し現状を見直しながら分割的に考えてみることをオススメします。 

 

 誰だって明日死んでもいいと思って、生きていたい。 

 

 そう思いますから。