日々綴り

徒然なるままに、適当に

思い切ってやめてみた事

お題「思い切ってやめてみた事」

 

 X(旧:Twitter)、Youtubeショート、TikTokFacebookInstagram 

 SNSや動画投稿サイトに僕は、時間を取られていることに気付いたのです。時間が圧倒的にスッっと消えていく。休日にYoutubeショートを開くと、いつの間にか1時間経っている。 

 薄い時間を感じている。過ぎていく時間は、エンタメを適温のシャワーの如く、浴びている。そんな生活。いつの間にか本すらも、読む時間が無かったことに気付きました。 

 なので、思い切って辞めてみました。 

 SNSを。 

 ショートをみることを。 

 

 実際、僕はスッと辞めることができるような人だったようで、有難いことに、手間を取りませんでした。 

 

 最初は困るかなと思ったのですが、そんなことはなかったです。 

 元々、友人が少ないというのも、あるでしょうが。LINEも一カ月に一回、他人や友人から、来たらいいほうですから問題が無かったのです。 

 あまり、人と話すのが好きではない僕はSNSを手放す事に対して、忌避感はなかったです。 

 それも、幸いしたかもしれませんね。 

 

 デメリットというと、好きなインターネット活動者の情報仕入れられなくなった事だけですかね。 

 好きな配信者さんのイベントや、配信開始時間を知れないのは、やはり、寂しいですし、スッと情報が入らないのは不便です。 

 

 情報はニュースやYoutubeで見るのですが、やはり、偏ってしまいます。Twitterなどの市井に即した情報(情報というより、意見に近いとも思えますが。)は直接、その人から聞いた方がいいなと感じますね。 

 

 でも、炎上した人に石を投げている人達をみると、何故か嫌になってしまいます。正義を笠に断罪をして、自分の罪が無いかのように、生活しているのですから。

 

 なぜ、行なったのか。どうすれば、その様な人達を減らせるのか。 

 その様な建設的な、意見をちっとも出さない。それを考えるだけでも、市民改革できるでしょう。 

 

 だからか、何やら好きになれなかったのです。 

 

 男だから○○、女だから○○。 

 という、意見を言ってはいるが、本当は双方、悪口を駄弁っているだけ。

 そうみえてしまったのです。 

 

 そして、それが怖かった。 

 それに染まってしまう気がして、気が気ではありませんでした。

 自分の心のラインを。僕の中の「人」として、しっかりと引いたラインをヒュッと退いてしまう気がしたのです。 

 だから、僕はSNSを辞めました。 

 心の安寧の為であれば、正解だったとも思います。現代人ぽくはないでしょうがね。だって、上記した事すらも、考えなくていいのですから。 

 

 暗い話をしたので、メリットについても話しておきましょう。 

 1つ目はやはり、時間が伸びたと感じることですね。実際には同じ時間を過ぎているだけなのでしょうが、僕にとっては長い時間を生きているかのように感じました。 

 本も読めるし、僕だけの妄想の世界に入り浸れます。それだけで、僕にとっては十分かもしれません。 

 

 二つ目は、趣味の時間が圧倒的に増えたことです。1つ目と類似しているように思えるでしょう。 

 ですが、そうでもないんです。 

 

 類似といっても、実際のところは全然異なります。インドアでも、自分の思考内なのか、それ以外なのかで異なりますからね。 

 

 最近だったら、筋トレやランニング、料理もやっています。 

 

 これまでやってこなかったことですが、それをするようになった今は、僕の生活も充実しているように思います。夜ご飯や、朝ごはんを自分で作るというのは、僕にとって、いい影響になったかもと思っています。  

 

 将来、結婚するのか、独身なのかは知りません。まあ、わかりません。将来のことですから。ですが、どちらにせよ、料理ができるということは、ある種、チートの様なものですから、やってみて良かったなあと。案外、楽しいですし。 

 

 ランニングも250mしか走れなかったものが、もう750mになりました。継続あるのみだなと痛感しました。 

 

 SNSを辞めて僕はある程度、僕が思う、人間というものに近づいたような気がします。文化的で最低限の生活というより、文化的な活動状態にある生活という感じで。

 

 充実感の度合いというのは、人によって異なります。どのような充実感を得られたら、どれぐらい自分の生活が、充実するのかというのは、自分が持っている物差しで変わるでしょう。 

 

 ですから、僕はその物差しを成長させるために(成長というか、僕にとっての足るのをしるということでしょうが。)、これからも同じような生活と小さな挑戦を続けたいと思います。